今年も暑い日が続いていますね。夏本番を迎える前に、扇風機のお掃除をして快適に過ごしましょう。
定期的な清掃で扇風機から心地よい風を得ることができ、さらにはデバイスの寿命も延ばすことができます。
最近では、従来の扇風機に加えて、天井に取り付けるタイプやタワー型の扇風機が人気を博しています。
今回は、これら特殊なモデルの扇風機の掃除方法を詳しくご紹介します。
扇風機の種類とそのメンテナンス方法
市場には、プロペラ型、天井型、タワー型など、さまざまな扇風機があります。これらは用途や設置場所に応じて異なり、それぞれ適した清掃方法が必要です。
プロペラ型扇風機
①基本的なプロペラ型モーター
このタイプは家庭やオフィスで広く使われており、風量調整やオートスイング機能を備えています。
②清掃方法
効果的なメンテナンスを行うには以下のステップを踏みます：
– プロペラとその周囲のカバーを外します。
– 外したプロペラとカバーを中性洗剤で洗浄します。
– モーターカバーを取り外し、本体内部のホコリを掃除機で除去した後、歯ブラシで細かな部分のホコリを取り除きます。
– 内部がきれいになったら、モーターカバーを戻します。
– すべての部品を元の位置に戻し、再組立てを完了します。
ただし、モーター本体の分解は専門的な知識が必要なため、プロに任せることをお勧めします。
天井型扇風機
①シーリングファンの概要
天井に取り付けられる大型のプロペラを特徴とするシーリングファンは、主にカフェや店舗でよく見かけますが、最近は家庭用としても人気が高まっています。高い位置に設置されるため、清掃が困難であり、安全確保のためにも専門業者による設置が推奨されています。
②清掃方法
天井型扇風機の具体的な清掃方法は、この後の「天井型扇風機の掃除方法」のセクションで紹介します。
タワー型扇風機
①デザインと特徴
スリムでモダンなデザインのタワー型扇風機は、縦長の形状で場所を選ばず、特に狭いスペースや部屋の隅に設置するのに適しています。この型の扇風機は送風部や吸気口にホコリが溜まりやすいことが特徴です。
②清掃方法
タワー型扇風機を効果的に清掃する方法については、「タワー型扇風機の清掃方法」で詳しく説明しています。
天井型扇風機のメンテナンス手順
清掃前の準備
清掃を始める前に、扇風機から落下するホコリで家具や床が汚れないよう、テーブルや椅子を移動させたり、ビニールシートで覆ったりする準備をしましょう。これにより、後片付けがスムーズに行えます。
①ホコリの除去
扇風機のプロペラの裏側や上部に溜まったホコリは、棒状の清掃ツールを使用して取り除きます。手の届く範囲のホコリは直接払い落としてください。
②高所での清掃方法
プロペラが手の届かない高所にある場合は、高所作業用のモップや天井用クリーナーを用いてホコリを落としましょう。
③適切な掃除道具の選択
高所用モップにはさまざまなタイプがあります。長さを調節できるモデルや、拭き取り、払い落とし、吸引機能を兼ね備えた製品を選ぶことで、より効率的に清掃が可能です。使い勝手の良いツールを選んでください。
脚立の使用について
脚立や梯子の使用も一つの方法ですが、作業中に見上げる姿勢や不安定な足場は危険を伴いますので、推奨されません。安全を最優先に、適切な清掃方法を選びましょう。
タワー型扇風機のメンテナンスガイド
タワー型扇風機の特徴
タワー型扇風機は外見上プロペラが見えなく、従来の扇風機と異なる構造を持っています。一般的に分解は難しく、通常の扇風機のように分解して掃除する必要がありません。主に送風口と吸気口の清掃が必要です。掃除する際には、掃除機、雑巾、歯ブラシ、綿棒などを用意しましょう。
清掃手順
①外部のホコリ除去
扇風機の外部表面は、雑巾で丁寧に拭き取ります。
②送風口と吸気口の清掃
送風口と吸気口についたホコリは、掃除機を使用して吸い取ります。こびりついたホコリは歯ブラシや綿棒でこすってから、再び掃除機で吸い取ります。
③フィルターの清掃
フィルターが装備されている場合、取り外して清掃しましょう。
分解不要の利点
タワー型扇風機は内部にホコリが溜まりにくい設計になっているため、不必要に分解することはお勧めしません。季節の変わり目や夏場には月に1～2回の清掃を行うことが適切です。
まとめ
定期的な清掃により、扇風機は長持ちします。ホコリを定期的に除去することで、扇風機の性能を保ち、寿命を延ばすことができます。
