飛行機内で持ち込み可能なアイテムと禁止されているものについて

飛行機に搭乗する際、持ち込みが許可されている荷物には数量、重量、サイズに制限があります。一部のアイテムは持ち込み禁止であり、これらはチェックインカウンターで預け入れる必要があります。

個人的に使用する日用品にも、機内持ち込み可能なものとそうでないものがありますので、事前の確認が重要です。今回は、国内線における持ち込み可能なアイテムと持ち込み禁止のアイテムについて解説します。

ガムやキャンディ、スナックは持ち込める?飲料水の持ち込みルールについて

一般的に持ち込み可能な手荷物と個人用品

通常、100席以上の客室を持つ機内では、手荷物1つと個人用品を持ち込むことができます。

ただし、定められた規定を超える場合、持ち込みが不可能になるため、通常の荷物として預ける必要があります。このため、追加の時間がかかることがあるので、事前の確認が必要です。

1. 手荷物(スーツケースなど)

スーツケースは縦・横・高さの合計が115cm以内、各辺が55cm×40cm×25cm以内でなければなりません。

2. 重さは10kg以内。

3. 個人用品(ハンドバッグ、傘、カメラ、ショッピングバッグ、PCバッグなど)の合計3辺は77.5cmまでです。

4. 手荷物に関する統一基準は存在せず、航空会社ごとの規定を確認することが推奨されます。

持ち込み可能な食品と飲料

1. ガム、キャンディ、スナック
特に持ち込み制限のないこれらのアイテムですが、食べる際は他の乗客に配慮し、手荷物検査は一般の荷物として行ってください。

2. 化粧品、香水、医薬品(非放射性)
容器は1つあたり0.5kgまたは0.5L以内で、総量は2kgまたは2Lまで。これらは機内持ち込みを避け、荷物として預けることを推奨します。

3. アルコール
アルコール含有量が24%以上70%以下の場合、1人あたり最大5Lまで。24%以下は制限なし、70%を超えるアルコールは持ち込みも預けも禁止されています。

4. 弁当、飲料
加熱式容器の弁当は持ち込みも預けもできません。アルコールを含まない飲料は制限なく持ち込み可能ですが、保安検査が必要です。検査後、店で購入した飲料水はそのまま機内に持ち込めます。水漏れのリスクがある場合は、足元に置くことが推奨されます。

航空機内で許可されている日用品と持ち込み禁止のアイテムは何ですか?

航空機内で持ち込める一般的なアイテム

① 歯磨き粉
航空機のトイレでの歯磨きは他の乗客に迷惑がかかるため避け、搭乗前に済ませることが望ましいです。

② ヘアアイロン(コンセント式)
コンセントを利用するヘアアイロンは持ち込むことができますが、充電式でリチウム電池を使用するタイプは持ち込めません。リチウム電池を外した場合のみ、本体の持ち込みが可能ですが、電池自体は持ち込みも預け入れも許可されていません。

③ 電気シェーバー、安全カミソリ
電気シェーバーは持ち込みが許可され、刃の長さが4cm以下の安全カミソリも持ち込むことができます。

④ はさみ
刃の長さが6cm以下で先端が尖っていない、または刃が鋭利でないはさみは持ち込みが可能です。

⑤ パソコン、カメラ、三脚
これらのアイテムは壊れやすいため、機内への持ち込みが推奨されています。折りたたみ式で長さが60cm以下の三脚は持ち込みが許可されますが、それを超えるサイズは不可です。

⑥ ライター
長さ10cm未満の小型の喫煙用ライターは、身につけている場合に限り機内持ち込みが可能です。

これらのアイテム以外にも多くの日用品が持ち込み可能ですが、詳細は事前に各航空会社のウェブサイトで確認することが重要です。

爪切りは機内に持ち込むことができるか?制限されているアイテムは?

クリッパータイプの爪切りは持ち込みが可能ですが、先端が鋭利なニッパータイプは持ち込みが禁止されています。

また、ハサミ、カッターナイフ、その他の鋭利なアイテムや危険物とされる道具も持ち込みが制限されています。

まとめ

機内持ち込みの可否について不確かな場合は、飛行前に航空会社の公式ウェブサイトで認められているアイテムを確認してください。不適切なアイテムを持ち込むと罰金やペナルティが科されることがありますので、注意が必要です。

 

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